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間伐は先送りできない:林務委員会が開会

DSC_1643.JPG県議会報告 

 9日 本日から理事者席が林務部関係部課長及び職員に代わり、林務委員会が開会された。轟林務部長は森林の持つ公益的な機能を維持し発揮していくためには、これらの森林を緊急に間伐しなければならないと、先送りできない時期を迎えているとの現状認識を示した。そのうえで、森林が求められる役割を果たしていくためには、森林所有者の力だけでなく県民全体で森林づくりを支えていく必要が不可欠である。そのために「長野県森林づくり県民税」の活用によって、里山の森林を中心に地域一丸となって間伐を進める取組みを行っていると、冒頭に森林を取り巻く現状と課題を述べられた。

 主要施策については、農政部と連携して行う事業として、かつての桑畑などが森林や原野となっている耕作放棄地について、非農地と判断された箇所については、必要な箇所については森林地域に編入し、適切な整備をするための「耕作放棄地の森林対策」。依然として沈静化しない「松くい虫」の駆除などの「松林健全化対策」。野生鳥獣に負けない集落づくりと、長野県の自然と農林業をニホンジカ等から守るための捕獲の推進など、各被害の実態に即した適切な対策を行う「野生鳥獣総合管理対策」。また、持続可能な林業・木材産業の振興、林業の担い手の育成策、森林づくりを進めるための基盤整備、県産材利用策などを提案説明が行われた。
 その後、平成22年度の林務部関係の当初予算、一般会計188億2821万1千円など、各課長から細部にわたっての説明が行われた。