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新しい出発・「新」を大切に育てよう

私の意見 

 3日 12月31日と元日と同じように3月31日と4月1日、一日の違いではあるが気持ちの変わりようと言うか、全く生まれ変わるような思いの差がある。入学式・入社式・辞令交付式など職場によって呼び名こそ異なるが新しい息吹を感じる。今年も大勢の職員の皆さんが転任のご挨拶に来ていただいた。「やぁ、貴方が今度こちらで・・・」と、親しみをこめてお迎えする人、「どこかで見た感じだけど・・・。」と思いながら全く初めての人、方やお互いに知り合いの安堵感、一方緊張の姿にこちらも緊張してしまうなど、出会いの思いは様々である。野山が芽吹き花が咲き始めているように、新任地でそれぞれの分野で、今までの部署で出し切れなかったパワーを出していただきたいものである。

 1日には123年の歴史と数多くの実績を残し、地域の治安を守り続けてきた南佐久警察署に幕が下ろされ、佐久警察署南佐久庁舎・臼田警部交番・佐久地域警察機動センターとして生まれ変わり、開所式が行われた。地域住民の期待と不安を抱えてのスタートである。私も現状と将来を鑑みて、この組織再編問題には積極的に推進してきた。それだけに私にも生まれ変わった新組織体制の先行きには責任がある。住民の皆さんに約束してきたことが、1年や2年あるいは数年で反故にするようでは困る。

 私たち議員は4年の任期しかないだけに、その後の議員の立場の保証はない。一緒に住民の声を聞き、住民の不安や質問に応えてきた当事者の皆さんも、しっかり腰を据えて辛抱強く約束を守っていただきたいものである。時代とともに社会環境の変化に伴い、再び改善のときも来ると思う。その際はこれらの経緯を後世の担当者にも確実に引き継ぎ、住民の声を適切に聞き取り住民への説明責任を果たしていただきたい。いずれにしても、新しく生まれ変わるときは、とかく「以前は良かった」と言う声が出がちである。お互いが「新」を育て、出てくる「芽」を大切にし、立派な「花」を咲かせるよう務めたいものである。