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福岡県の積極的行政施策を調査

活動報告 
 3日 午前中に、福岡県のアジアユースカルチャーセンター「AYCC」と「子供の村 福岡」を午後は大牟田においてレアメタルリサイクル改修実験の現場を調査した。
4日は水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市)で、次代のエネルギーとして注目されている「水素エネルギー」の開発促進、水素エネルギー産業の育成、水素エネルギー関連製品の製品試験事業などを行っているセンターを視察調査した。

 「AYCC」は、福岡県ではアジアとの交流を考える中で、若者文化交流の育成を重要施策と位置づけ「AYCC」を設置し、インターネットを利用した情報交流をし、相互理解の促進に取り組んでいた。現在では韓国・中国のほか、タイのバンコク、インドのデリー、ベトナムのハノイなどの友好提携を進め、経済・文化・青少年などの多用な交流を積極的に行っており、インターネットを通じて「アジアの若者」へ福岡・日本の若者文化を発信し、福岡・日本の理解者とファンを増やす取組みを行っている。Webサイトでは、6言語「日本語、韓国語、タイ語、英語、中国語(簡体語、繁体語)」を使用し、21年度では200万人余のアクセスがあり、そのうち外国語比率は150国・地域で21%あると言う。この事業では、ネット物販や若者文化交流イベントの開催など、経済振興や観光振興にも結び付けていた。

 「子どもの村 福岡」は、家庭での虐待を受け、居場所がなくなるなどの社会的養護を必要とする子どもたちを、地域の支えによって養育されるべきとされた、改正児童福祉法に基づき「すべての子どもに会いある家庭を」スローガンに設置された、里親制度を活用した全国初の「子どもの村」施設である。
「子どもの村」は、第2次世界大戦後、戦争孤児やホームレスの子どもたちが大きな社会問題になった。こうした子どもたちの厳しい状況を見て、「子どもたちが、それぞれの家庭を持たない限り、この問題への解決はない」と考え、ヘルマン・グマイナー氏(1919~1986)がオーストリアで設立したのが始まりと言う。わが国だけでも家族と暮せない子供たちは、約4万人と年々増えるなど厳しい現況となっている。

 子どもの村はセンターハウスのほか5つの家族に家があり、全て地元企業やチャリティーコンサートなど、市民の皆さんによって支えられている。里親(育親)の皆さんもシングルマザーや看護士などで、自分の人生を育親として全うしている。開村にあたり、何のためにこの活動を行おうとしているのか、その思いを語り合い「私たちの目指すもの」をまとめて、「私たちは、家族と暮せない子どもたちのために、新しい家庭をつくり、地域とともに育てていきます。」「私たちは、この活動を通して、誰もが安心して未来に命をつないでいくための、あかりとなります。」などと、めざすものを明確にして活動を進めていた。