現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事別ページ

危機管理建設委員会の審査が閉会

県議会報告 
 28日 本日から委員会審査が始まった。これから昼食の休憩時には各議員連盟の総会が続くことになるが、本日は山岳環境保全対策議員連盟の総会があった。本日の総会では山小屋事業者等に、山小屋等のし尿処理改善のために、「山岳環境等浄化・安全対策緊急事業補助」が、環境省の行政事業レビュー(有識者による事業見直し)により、事業が「廃止」となったとの報告があった。52万余の登山者が訪れる日本を代表する山岳県の長野県では、トイレを有する山小屋数が163箇所で、トイレが未改善の山小屋が52箇所もあり、山岳環境での公共的役割の位置づけを明確にするとともに、「今後も、し尿処理施設・緊急避難施設等の改修に対する補助事業の継続」を環境省に要望することとした。

 29日 今回の建設委員会では予算の補正はなかったが、21年度一般会計予算の繰越について報告があった。328億348万円の繰越額は年間の事業費に匹敵するくらいの額である。これは、県内の景気回復のために昨年12月の経済対策・本年1月の新経済対策などの予算の一部が繰り越しに回ったためであり、一定の理解はできるものである。しかし、これらの予算が早期に執行され、その上の本年度予算が併せて執行されることが、切れ間のない事業を推進すると言う経済対策の条件となるものである。私は建設委員会で事業の執行率と、執行された事業が概ね何月頃まで持続するか質問した。

 21年度の繰越分について、未契約の78億円は50億円契約でき、現時点で繰り越し予算分の92,2%が執行済みで、概ね9月~10月頃まで工事が見込まれるとのことであった。いずれにしても、前倒し予算の数字だけでは意味がない。繰越予算とともに本年度予算も執行され、消化されて初めて切れ目ない事業が継続することによって効果が挙がるものである。と、入江部長以下理事者側に本年度予算が来年度繰越とならないで執行し、切れ目ない事業量の確保を図る努力をするべきと強く要請した。

 30日 本日は危機管理委員会の審査となった。国では平成18年6月に消防組織法を改正した。それを受け、長野県消防広域化推進計画を作成し、消防の広域化が進められている。災害の大規模化や複雑化に対応するための広域化は理解できるが、警察行政と違い消防行政の広域化には現場での緊急対応への司令のあり方など、色々と課題がある。組織上の問題や身近な住民へのサービスの低下などについて質問した。答弁はいただいたものの、最終的に市町村が主体で行うべき事業であり、県が計画作成のお手伝いをしているが、県が主導で行っていると見られているなど、委員会が閉会してから知り、事業の進め方等に疑問を感じた。

 委員会最終日には、請願・陳情の審査をし、採決をした。また、上信越自動車道の一部に残る暫定2車線の対面交通区間の改善に向けて、昨年国会では4車線化が決定されたが、先の国会で事業の実施が見送られ国会が閉会となった。そのため上信越自動車道の全線4車線化の早期実現を求める意見書を、関係大臣等に提出することとした。政党の都合だけで政局だけを考える無責任な国会のあり方に腹立たしく思う。国民の大多数はこのようなことは分からないだけに、私たち県議会議員も責任重大である。