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猛暑日での出来事

私の意見 
 16日 送り盆の今日も暑い一日であった。全国でも熱中症で亡くなられた人も多い。今月の初めに私も熱中症と思われる症状になり町内の病院に行った。症状は2日ほど前からであり、頭は重く、足取りはふらふらするなど、以前にテレビで熱中症の症状について報道していた様子に似ていた。その際にはできるだけ早く病院に行って処置してもらうことが良いとのことで、その症状に似ていたため病院に行った。あいにく時間の調整が取れず、病院に行ったのが午後1時近かった。先生は食事の時間になっているかもしれないと心配しながら行った。

 『午前中の診察は終わりですか。先生は?』「午後の診察は午後2時からです。」窓口の女性とこんなやり取りをした。やっぱりダメかと思いながら、『熱中症らしいですが』「急患ですか」。急患ですかと言われても、自分で急患かどうか判断はできない。そのうえ、救急車でなく自分で運転してきて急患ですとも応えられず、時間もないからいいですと、久しぶりにふて腐れながら病院を後にした。確かに忙しかったが診てもらいたかった。その対応もいかにも事務的で、不安が一杯の患者に優しくとする言い方ではなかった。

 取り敢えず、我が家に帰り妻に話したら、冷蔵庫から首に当てるアイスノンを出してきた。それから、3日間車や事務所など行く先々で、アイスノンを冷やしながら冷やし続けた。何とか頭痛やめまいなどが治まることができた。急患ですと言えば先生を呼んでくれたのか。でも、自分で帰ることもでき、その後の処置で快方に向かったことは急患ではなかったかもしれない。そんなことを思いながらその日のことを振り返る猛暑日の今日であった。なんともいえない寂しさと憤りが交差していたからである。

 そんなことはないと思うが、病院の窓口は病院の職員でなく、いわゆるアウトソーシングによる職員のせいだからなのかと思いもした。経営の合理化や効率化を図るために、専門企業に業務を外部委託することは理解できるし、今後は積極的に取り入れていくべきと思っている。しかし、時と業務内容によっては、いやどのような委託業務であっても、業務を委託した町のめざすサービス行政を逸脱してはならない。わが町の「かかりつけ病院」として、合理化や効率化のみを求めていないはずであるからである。

 単なる私の「わがままと思い過し」かもしれない。でも、病院の窓口は、今や総合診療など患者の心の不安を取り除き、急患なのか、少し待ってもらっても良いか、どの標榜科に患者を向けたらよいか、丁寧に対応している病院が多くなっている。今後多くなるアウトソーシング、導入は決して間違っていないが、委託する側の心情もよく理解していただくことも必要であろう。確かに些細な出来事であったが、私の単なるわがままや、つぶやきで終わりにさせていただきたくない、そんな思いを感じた熱い夏の出来事であった。