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今の国会を悪しき手本として学ぶ

私の意見 

 20日 今、日本の政治はどうなっているのだろうか。経済は上向きと言えども踊り場的情況、円高で苦しむ企業、緊急経済対策の期限切れ後の不安、外国にシフトを置き始める企業に対する国内雇用の不安、将来に不安な国民の消費減退、目標が定まらない農業政策、上げ始めれば霧がないほど出てくる。こんなときに、総理の交代劇が公然と繰り広げられている。確かに菅総理のこの頃の行動・言動・決断力・指導力はお世辞でも良いとはいえない。

 しかし、鳩山前総理の自壊的な責任放棄に対し、この人ならばと送り込んだ菅総理を3ケ月でノーとし、小沢さんが総理にふさわしいというならば、なぜ最初から小沢総理としなかったのか。小沢さんの「政治とカネの問題」を関係ないとするならば、国民の大多数が納得していないとしている現況で、どうのような理由で小沢コールが出てくるのだろうか。民主党は自民党の総理交代劇を、国民の審判を受けないで一年足らずでの交代、総理のたらい回しはいかがかと、強く非難してきたはずである。菅総理が素晴らしい総理とは思えないが、政権与党して責任を持って、ここは国内的にも国際的にも党をあげて菅総理を支えるべきではないか。そして、国民の不安を一日も早く払拭させるための政策を打ち出すべきではないか。

 自民党では参議院での会長選出において、民主的な選挙によって同数でくじ引きとは言え中曽根会長が誕生した。そのうえ、参議院では一期生であるが衆議院での実績のある小坂氏を、幹事長に指名したことは、あくまでも参議院では一期生はもっと勉強してからと言われていただけに大勇断であると思う。この際、派閥の長老は全面的に支援するべきだ。あるいはこの際派閥を解消し、参議院から自民党の改革をし、国民に分かりやすい政党として生まれ変わって欲しいものである。また、自民党も今の民主党の総理交代劇を、かつての自民党の様であることを、現状を鏡と思いよく学ぶべきである。

 いずれにしても、民主党・自民党とも国民に見えない派閥間の力比べだけによる代表選びは止めるべきである。国民の願いは安定した政権で、一日も早く安心安全な生活、ゆとりの持てる経済環境など、現在の国家的課題を解決していただきたい、そんな思いで一杯であるはずだ。そのことに早く気づき党内の無意味な争いを止め、国民に信頼を得られた安定した政党が、次の日本の将来を託されることになると思う。しかも、そのときの総理は少なくとも3年から4年は責任持って務めていただきたい。いや、そのようであれば当然短命政権はなくなるはずである。


 県議会も、国会の様を対岸の火事として眺めるだけでなく、悪しき手本として学び、県民のための議会活動に専念するべきと、改めて、心して務めていかなければならないと思った次第である。