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代表質問で活発な論戦が始まる

県議会報告

 29日 9月定例会の代表質問が本日から始まった。本日は自民党県議団を代表して副団長の村石正郎議員が最初に質問した。村石議員は17項目について質問したが、「信州型事業仕分け」「経済対策」「淺川ダム」「農業問題」「教育問題」など、議員も県民も一番知りたいと思っている課題について、阿部知事は具体的な核心には応えなかった。

 知事の政治姿勢の中においては、選挙中「県政の時計の針が止まった」との発言に対しての真意を質されたが、知事は県民との対話の中で県政が遠くなったとの声が多かったためとの答弁であった。何故その声だけで時計の針が止まったといえるのだろうか。止まったと感じた内容をもっと具体的に示すべきではなかったのか。

 午後の改革・緑新の倉田竜彦代表は、選挙で支援してきた立場の第2会派ではあるが、二元代表制に基づき是々非々で対処していくと、冒頭に力強く知事に牽制をして質問に入った。質問の内容も阿部県政与党ならぬ、二元代表制の片側としての立場から、切り口も明解に知事の考えを質したことは議員として尊敬に値するものであった。知事の答弁は「県民の意見を聞きながら検討していく」との答えが随所にあり自分の考え方がやはり出されなかった。倉田議員からも何回も「知事自身の考えを述べるべきだ」と指摘されていた。倉田議員は答弁に対し不満を語りながらも、4年間あわてないで、しっかり県民のための県政運営をと、最後は与党的立場からエールを送られていた。

 倉田議員の質問に対し、信州型事業仕分けについては、公開でやることによって拓かれた県政となり、県民が県政に参加することとなる。また、仕分け人も判定人も公募し、仕分けにあたり県民から仕分けの事業を提言頂き、仕分けの結果県が必要でないとすれば、予算に反映させなければならないが、結果がすべて予算に反映するものでないとしている。更に判定人の結果に対し、最終的に知事が判断していくとの考えを示した。県民の関心を高めることを強調されているが、それであったら他の方法、例えば県の広報広聴の範疇を工夫すればよいではないかとも考えられる。知事がやろうとしていることは曖昧で、事業仕分はパフォーマンスの意識はないと言われるが、本日の答弁を聞く限り内容に具体性はなく、単なるパフォーマンスで事業仕分けの必要性が見られないと感じた。