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委員会の審査が終わる

県議会報告 
 12日 委員会審査は本日の午後から危機管理部関係の審査となった。下條部長は挨拶の中で市町村消防の広域化問題については、東北信はできるところから実施する。中南信は地域消防の将来像について市町村でサイド協議を深めてもらう。など市町村の判断を尊重して進めていくと述べられた。
私は、21年度事業で経済対策事業として「瞬時警報システム整備」の事業費4億66258千円が全額今年度に繰り越されていることについて、本年度において推進状況と遅れている理由を聞いた。危機管理防災課長は、国において全国統一の詰めを行っている状況のため、未だ発注してないとの答弁であった。経済対策として予算化した事業にもかかわらず、国で詰めを行っているとは、全くおかしな話である。

 午前中の建設委員会では8日の私の委員会での質疑で、「本来、繰越明許は事業を進める努力したが、結果的に不測の理由によって翌年度に繰り越さざるを得ないため、繰越明許費を設定するものである。何故、この9月定例会で設定しなければならないのか。」と理事者の答弁を求めた。私は質疑の一部を訂正する意味と、議案説明書の趣旨説明の内容の「文言」が適切でないと再質疑をした。

 繰越明許費と事故繰越について、改めて制度を共有する意味で触れさせてもらった。繰越明許費は、あらかじめ年度内に経費を使用し終わらない恐れがあることが予想されるものについて、予算の定めるとこにより繰り越すものである。この場合、全然未使用の場合も入るものとされている。また、補正予算においても認められている。したがって、繰越明許費は、「事由」「事故」があらかじめ予想される場合であること。
 事故繰越は、年度当初等において繰越を全然予想しなかったが、たまたま避けることのできない事故のために、年度内に経費の使用が終わらないという事実に対して行われるもの。したがって、事故繰越は突発的なものが要因であること。これらをお互いに(委員及び理事者)再認識をさせてもらった。

 このように、今回補正で提出された繰越明許費は、一応妥当であるといえるものである。ただし、県側が示した繰越明許費の設定についての趣旨説明では、「不測の理由により工期が翌年度に及ぶ事業について、より早期に発注し、事業効果の早期発現を図るため、繰越明許費を設定する。」としている。この「不測の理由により工期が翌年度に及ぶ事業」の趣旨が適当でなく、間違った趣旨であると思う。「不測」とは「予想できないこと」であり、あらかじめ予想される繰越明許費とは違って、繰越を全然予想しなかった事故繰越に対し使用するべき文言である。

 私は、言い訳のようであるが、繰越明許費と読みながらも、この不測の理由を見て、事故繰越と解釈し、不測の理由であれば2月定例会での提出が相応しいものとしたものである。8日の部長の説明のように、明確に工事が完了できないことと、あらかじめ、今年度中に準備をし早く発注をかけたいとする説明は、その通りで理解できる。であるならば、趣旨説明においては、「不測の理由」でなく、部長が説明したような理由を明確に記載するべきであると考える。
今後もこのような事例はあると思われるので、この際はっきりしておきたいと、建設政策課長と部長の考えを聞いた。

 部長は理解されたものと思う。行政用語の解釈は、いろいろと解釈できる場合もあるが、この場合は違いを明確にしていかなければ予算を調整するうえで、大きく異なることになる。今後のためにもよく整理しておくことが必要であると考える。
少し長くなってしまったが、最後まで読んでいただき感謝したい。