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まだ具体的施策を示さない阿部知事::11月定例会が開会::

県議会報告 
 25日 県議会11月定例会が開会された。阿部知事は本会議の議案説明で、9月定例会で所信表明した5つの基本姿勢と政策の4本柱について、現在各部局で具体的な施策を鋭意検討しているとした。その後、新たな総合5カ年計画の策定、信州経済戦略会議の設置、信州型事業仕分けの先行実施など、新たな県政の実現に向けて種をまく取組みのための予算を盛り込んだと説明があった。

 新たな総合5カ年計画については、リーマンショックや国政による政権交代などをあげ、県政を取り巻く状況は、現行の長野県中期意総合計画策定時とは大きく変っている。そのために1年前倒しして平成24年度を初年度とする新たな総合5カ年計画の策定に着手すると考えを示した。私はこの新しい5カ年計画については疑義があるので、一般質問で知事の考え方を聞くこととしている。

 浅川ダムの問題にしても、知事の具体的な政策にしてみても9月定例会以後、具体的な考えは依然として示していない。この11月定例会には事業仕分けにしても、具体的な考えを示すのではないかと期待をしていたが、残念ながら期待はずれとなった幕開けとなった。県職員の皆さんと話をしても、知事の公約や考え方について理解を示そうと思っても、本当に何をどうすればよいか分からず困っているとの話を複数の職員から聞く。

 県民の皆様と直接対話する機会をできるだけもち、「県民のみなさと共に」県政を進めることを心がけてきた。と冒頭で話されたが、それら県民の皆さんの意見を実現するためにも、県職員や議会とのコミュニケーションをより高めること、職員に自分の考え方を丁寧に説明し理解してもらうことが先決の課題ではないか。知事は自分の考えを示そうとしないのか。あるいは考えが最初からないのか、全く理解に苦しむ。議会も共に県民の皆さんのために知事の考え方を質し、共に議論をしながら具現化しようとするが、これでは議論が空回りとなり、なんとも寂しい限りである。