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県全体を考えた新交通網の見直しを

 21日 牧野光朗飯田市長と阿部守一知事が20日午前、県庁で会談し牧野市長は、郊外駅案の受け入れを正式に報告したという。私は以前に、この事について考えを述べたが当然の結果であると思う。むしろ判断が遅かったと思われる。飯田現駅周辺におけるリニア新駅構想は、補償費を含む建設費は郊外駅型に比べ数倍高くなる可能性があり、地形的にも物理的に無理があった。それを無理に推し進めてきたことは、最終決定されるであろう新駅周辺の飯伊地域全体の地域振興策にブレーキをかけてきたことになる。遅きに失したとは思うが、本気になって長野県のリニア新交通網として取り組んでいただきたいものである。

 牧野市長がこの決断に至る経過の中で、小池県議を中心に飯伊地区出身議員が、判断を決めかねていた市長に勇気ある発言と行動をとったことは大いに評価できるものである。県議は地元の要望を丸呑みして行動するのでなく、地元の将来や諸事情を考え、あえて地元の要望意見と異なる判断をすることは地元の将来を考えてのことであり、県議として本来の役割であると私の持論である。その点、県議たちが取った行動に拍手を送りたい。県も長野県の新交通政策を構築する方向である。あわせて、地域モンロー的な手段手法の考え方でなく、東信地区から中南信への交通アクセスは良好とは言えないだけに、それらも含め県全体を考えた新交通網の見直しを図られることを願いたい。本日から始まる9月定例会においても、大いに活発な議論を展開されることを期待したい。