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大阪府民の冷静な判断を期待したい

 6日 橋本徹大阪知事が府知事を辞任し大阪市長選挙に出馬するとのことである。気でも狂ったのか。正常であるとするならば恐ろしいことである。地方自治体の長が自分の構想を実現するために、手法手段も選ばずなりふり構わず実現に向けて強権政治を執行すると言うことだ。まるで、ロシアのエリツインが大統領を任期でやめモスクワ市長に就任、今度は再び現職大統領の任期が切れると同時に大統領選挙に臨むという。権利を独り占めしていることにならないか。橋本知事が推し進めようとする大阪都構想も一理はある。だからこそ、強引に進めるのでなく、もっと市民に府民に分かりやすく粘り強く説明し進めるべきではないか。

 以前にも考えを述べたが議会もおかしい。首長の誤りをチェックし正道政治に修正させるのも議会の役割であるはずだ。それが選挙で当選したいがために、時の知事の人気にあやかろうと、知事が立ち上げた地域政党「大阪維新の会」に所属して行動を共にしている。橋本知事の府政に対しフリーの立場で、協力するべきことは協力し、行き過ぎや誤った府政に対しては毅然として「ノー」と言える環境を作っておかなければいけないと思う。そんな危険集団にブレーキもアクセルもハンドルも燃料もすべて持たせてしまった大阪府民にも責任がある。このようなことがまかり通れば、日本の地方政治は崩壊の道をたどることになる。そのことに気がつき修正するには何十年の年月が必要になる。大阪だけの問題でないだけに、もし危機感を発揚され反省ができるならば、いや、反省していただき、しかるべき選挙において府民の冷静な判断を下すことを期待したい。