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 28日 大阪で新しい府知事と市長が誕生した。私は好ましい結果とは思えないが大阪市民、大阪府民は「大阪維新の会」が掲げた先が良く見えないが、「大阪都構想」に心が惹かれたのだと思う。経済ばかりでなく政治を含めて閉塞感が漂う中で、行政全般にわたり閉塞感を打開したい思いにつながったのではないか。そのことが、大阪都構想が行政刷新、行政改革につながる方法の早道と考えたものと思う。ただ、教育行政のあり方など、今回維新の会が訴えた改革案などを、どこまで理解していたのか。よく理解したうえで投票行動をしたのかは疑問である。それだけに松井府知事、橋下市長は共に政治が市政・府政を変えなければならないといっているからには、強引な手法でなく丁寧に府民・市民・社会に説明していくことが求められるのではないか。長野県でもかつて同じような経験をしているだけに先行きが不安である。

 今回の結果を見て改めて感じたことは選挙である。選挙は時の民意を的確に表すといわれるがそうであろうか。前述の通り選挙民が候補者の訴えをどこまで知り尽くし理解されているか。その訴えが将来市民生活にどう影響してくるのだろうか。それら等がしっかり把握され理解された上で投票されることが望ましいのだが・・・。今回の結果を見ても従来からの組織選挙のあり方も問われそうである。市民の中から自主的に生まれた支援組織が、選挙区全体に組織づくりができていけば組織としての選挙は戦える。ただ、〇〇協会・□□連合会・△△団体からの推薦を得た組織選挙は、一部では一生懸命活動をしていただけるが、ほとんどはトップレベルだけが承知していて末端会員まで浸透されていないのが実態ではないか。今回の選挙結果を見ても明らかに組織選挙が浸透していればこのような結果にはならなかったと思う。

 政党も同じである。公明党は自主投票であったが、自民党も民主党も党としては推薦したといっても、結果を見れば約半数は推薦していない候補に投票している。無理もない、現場の大阪で自民党県議団や民主党県議団と大阪維新の会と意見が分かれているというのに、選挙が始まる前から「大阪維新の会」と国政レベルで今後協力していきたい等と幹事長クラスが言明している。党の綱領、政策等がどのように整合されるのか、それらの基本的な課題は一切触れないでどうして手を組めるといえるのか。

 次の総選挙で大阪維新の会で候補者を立ててくるといわれ恐れをなしているのか。これでは国民のための政党政治でなく、わが身保全のための私党政治ではないか。選挙結果を見て、ほとんどの国政政党の首脳は大阪維新の会と選挙協力をしたい旨の声明を発表している。時の橋下旋風に巻き込まれ橋下構想を丸のみすると言うことか、理性も政治的理念も関係ない無責任な政党政治の現状は、まったく情けない上に危険極まりない日本の政治を呈している。やはり日本のため・日本国民のための政策に立った、ゆるぎない政党として自信を持って政策を柱とした政治をつかさどって欲しい。もっと文句を言いたいが愚痴めいて、きわどい文言が飛び出てきそうなので、この辺で留めるが日本の政治はどうなるのだろうか。

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 25日 周囲の山も鮮やかな赤黄色の濃い紅葉から、こげ茶色が多く見られるようになった。いよいよ本格的な冬将軍が訪れる季節となった。私の事務所前の北沢川改修工事に関わる国道141号にかかる橋の架け替え工事がこのほど完了し、長い間仮設道路迂回となっていたが供用開始となった。おかげで車の流れも心なしかスムーズに流れるようになった感じがする。長年にわたり集中豪雨などで北沢川が氾濫し被害を受けてきた地域だけに、早くから改修が望まれていた。県議になり先ず手がけた事業だけに、最初の一段落が過ぎ次のステップに進む弾みができたことに嬉しさは隠せない喜びがある。これから地元の地権者の皆さんの協力を得なければならない箇所となるが、ご協力を得ながら数年かかる事業だけに、事故もなく一日も早い完成を願うものである。

 最近南牧村の野辺山に行く機会が多く、国道141号の難所となっていた市場坂改修工事の大詰め工事現場を何回か通ってきた。今日も野辺山に向かった折、途中で紅白の幕で囲われたテントが張られていた。どうやら竣工開通式が行われるようであった。喜ばしいことである。この事業も設計変更するなど長い年月を要した。その上国の財政悪化で事業費が減少し一年間の実施距離も減少した。更に政権交代となり「コンクリートから人」への政策変更となり一層減少した。地元町村長や関係者と共に粘り強く国への要請で、事業の見直しの見直しが行われ予算が付くことなり今日に至っている。

 今度の選挙においても、時の県会議員であった私に「予算もつけられないで何もしない」との悪宣伝となった場所でもある。予算がつき順調に事業は進んでいるといっても分かってもらえなかった。それだけに、本日を迎えられたことに感無量である。「俺が造った道路だ」とよく国会議員や県会議員で言う人がいる。自分の資財を投げ打って造ったなら良いが、地元住民の要望と必要性に伴い国民の税金で造られる道路だけにいかがと思う。時の為政者や議員は要望に応えることは当然の義務である。

 私を知る人はもっと自分を宣伝したらと言われたが、私の性に合わない。ただ、地域の住民に知ってもらう努力が足りなかったことは否めない事実であろう。今後地域住民の不安を解消するためにも、情報の開示は携る時の行政と議員共に工夫を凝らす必要があろう。ともあれ、二つの事業が供用開始となったことに「嬉しい」の一言に尽きる。更に利便性が高まるために、この難所の整備促進に努めていただきたいものである。

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 14日 TPP議論が日本だけでなく、国際公約となり世界的議論を展開することとなった。今度は野田総理も先ず、日本国民にTPP協議に参加した考えと今後の指針を丁寧に説明し理解を得ていくことが求められる。そしてその指針に明確に農業を始めTPPに慎重・反対されている諸課題の解決に向けて、対策支援・保護等々の政策を示すべきである。このまま国内向けに説明をしないで、だんまりを続けることは許されないことだ。

 国民のための政策を実現するためには、推進・慎重・反対と意見が分かれるのは避けて通れない。そのときこそ、明確に分かりやすく情報発信し、粘り強く説明することが大切である。そのことなくしてリーダーは務まらない。姑息な政治手段を選択しないで、真正面から堂々と立ち向かっていくべきではないか。政権の延命を持続させるためでなく、日本国のための、日本国民のための政治を司って欲しい。
 

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 11日 TPP問題を審議している国会も大詰めを迎えている。私は何故、同じ繰り返しをしているのだろうと不思議でならない。TPPの協議に参加するしない以前の問題であると思う。この問題は既に以前から(自民党政権時代から)の課題である。与党も野党も日本の将来を考えたとき、いずれ近い時期に判断をしなければならないことは分かっていたはずである。その際協議に参加していく場合、日本の産業経済・農業・医療・雇用など、現在課題として挙げられている項目は当然国益の上に立って処理をしなければならないことは理解しているはずである。

 そのために、農業を例にとっても、日本の農業のあり方をどうするべきかをはじめ、諸課題を真剣に議論し、農業の基本的な施策を講じるべきであった。外国の農業と対等に生産面で戦える農業作りを進めるべきではなかったのか。大型農業化と叫んではいるものの、遅々として進展しないで、小規模農業を重点の政策をとってきている。日本の素朴な田園風景と自然のダム的要素などを保っている、小規模農業への支援策を打ち切れとは言わないが、日本の農業政策を納得できる形で樹立しなければならない。それでも外国の大規模農業による農産物の価格面で勝ることはできない。そのために、どのような支援をしていくのか議論するのが国会ではないのか。

 今まででも、いずれ訪れるTPP協議に参加するための対策を何故してこなかったのか。私は、現在を含め今までの政府・国会に大きな責任があると思う。自らの政局と選挙のために問題を先送りだけをしてきただけである。そのつけは国民に大きく跳ね返ってきていることに反省をしていただきたいと思う。私は現在の日本の農業環境を見たとき、慎重であるべきとは思う。しかし、今後も空洞化が予想される日本の経済産業と雇用問題は、日本の国家財政計画にも大きく影響するだけに、TPPの協議には参加し、国家間の協議の中で日本の国益に叶った協議を堂々と行い、農業問題をはじめ日本のおかれた立場と国益に叶う交渉を進めることも必要であると思う。その上で、日本の国益に損なう場合は国会で再議論をし、交渉全体の判断しても良いのではないのか。

 この問題はどの政党が政権をとっても避けて通れない問題であると思う。メリット・デメリットを知らせるべきと言うが、国会の議員の諸先生たちは概略知りえているものと思う。むしろ概略でも知りえたメリット・デメリットを基に、その対策をお互いに示しあい国民に自ら説明することが役目ではないのだろうか。責任を時の政権になすりあいばかりをして、問題を先延ばしばかりしている限り日本の将来はない。国会の先生方は猛省していただきたい。

 元同僚の清水洋さんも何回かこの問題について触れておられる。是非こちらをご覧いただきたい。

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 5日 最近になり東北の震災被災地のガレキが、東京都の協力により撤去が始まったとの報道がされました。まだまだ、復旧復興の一歩に近づいただけとの情況に思えるが、復興に向けて現実に動き出したことは喜ばしいことである。しかし、放射能に関する不安は全国各地で拭い去られていない。国の放射能除去や処理について明確な方針示されていないことや、数値の基準・判断が未だ曖昧にされていることなどに、地方の行政も国民も惑わされている要因の一つであろう。私も先ごろ、このブログで佐久地方の野生きのこにセシウムが検出されたことに対し、放射能に無知な一般庶民の気持ちとして、わがままを綴らせて頂いたところである。

 そのブログを見たSさんが詳細な資料と共に、放射能の危険性やご見解を寄せてくださった。Sさんは、私が仕事の関係で知り合い、現在沖縄で生活されているが、いずれ近い将来長野県で生活を望まれている方である。Sさんから頂いた資料や説明を読めば読むほど、私の無知とはいえ、調査も行わず勝手な我が儘な思いをブログに載せたことに赤面の思いである。
Sさんから頂いた詳細な資料やご見解を正しく皆さんにご紹介できることはでき得ないが、それぞれ立場におかれている皆さんは、しっかり調査研究され、正しい情報を国民に伝え、適切な数値と処置方法を明確にし、もっとスピーディに国民に知らせることが求められていると改めて感じた。

 私が良く理解できないとした「1mSv/年」は、日本の法律で決められており、国は、日本国内にいる何人でも、1年に大気中、食物、飲料水などすべての被爆元からの被爆量が1mSv/年を超えないような対策を、総合的に講じなければならないことになっているとのことである。法的根拠は次のようになっている。

「*1mSvの法的根拠
  一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)。1mSv/年
    原子力基本法第20条の「放射線による障害を防止し、公共の安全を確保するため、放射性物質及び放射線発生装置に係る製造、販売、使用、測定等に対する規制その他保安及び保健上の措置に関しては、別に法律で定める」という記述。
で、その法律が「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」
そして、この法律の第19条1項に廃棄の基準というのがあり、そこにあるのが
「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行令」と
「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則」という定めで、
さらにその規則の第19条第1項第2号ハで、基準は文部科学大臣が定めると書かれていて、その定めた内容が「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件」というものであり、
この第14条4項に「規則第1条第1項第2号ハ及び第5号ハに規定する線量限度は、実効線量が4月1日を始期とする1年間につき1ミリシーベルトとする。」と定められています。」

 専門的で分かりにくいが、県会議員や行政に携る関係者は、条文すべてを記憶することは必要ないとしても、法的根拠を知った上で見解を述べていくべきことを知らされた。現在その立場でないにしても、少なくともそこに席を置かせていただいた者として、我が儘な勝手な思いを公開したことに恥じ入るところである。

 しかし、少なくとも私のような国民の皆さんは多くいることは事実である。やはり国は国民の将来末代にわたる健康の問題だけに、また、楽しく安心安全な生活を望む国民のためにも、法律で定められている「1mSv/年」の基本的な考え方を丁寧に分かりやすく説明するべきである。更に、教育関係者や子を持つ親たちの間にも苛立ちが見える。それは大人と子どもによって受ける被爆の強弱が異なる点だ。これらも、乳児・幼児の放射線感受性は成人の数倍といわれるだけに、早急に年齢別の対策を示す必要がある。

 Sさんは「人々の生活様式(放射能が集約しやすいキノコを多食するなど)や状況(居住地空間放射線量)によって被爆の強弱が異なってくるので、被爆量の多寡が異なり、被爆量の簡単な計算方法を示すべきだ。(専門家によっては簡易でやりやすい計算方法を示してくれています)」と指摘されている。更に、
「この問題は、法律が哲学を定め、それを具体化するために、行政権に命令を定めることを委任し、行政権が1mSvという年間被曝量上限を明確に定めているにもかかわらず、枝葉の議論が錯綜してしまっているところに、その本質があります。」と強く指摘されている。

 たかが「野生キノコ」の採取と食する日本の文化に求めたものであったが、放射能と言う問題の根源が深いことに気づかされた。気づかせていただいたSさんに心から感謝申し上げたい。その一方、行政が判断に遅れているならば、改善を求め議会が一歩進めて議論に参加し、問題の改善解決に努めていかなければならないことも、改めて教えていただいた。頂いた資料の添付も考えたが、お知りになりたい方はご連絡を頂きたい。Sさんにご了解を頂き一人でも多くの人達に現実的課題を知っていただき、日本の原発問題をはじめ、問題と改善に向けて課題の全容を共有したいものである。Sさんのご指摘に叶う反省ブログになっていないが、熱心に問題解決に向かって活動されている、行政の皆さんや研究関係者に対して、軽はずみなブログ公開に反省の気持ちを伝えたい。


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