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国民サイドに立った中身の濃い国会論争を期待

 1日 第180回通常国会が開会され論戦が始まった。結論から述べると期待されて登場した野田総理の優柔不断で誠意のない答弁と指導力のなさに全く残念である。自分が打ち出した政策に対し、自信を持って対応するべきであるのに、ただ逃げまくっている。現在民主党が進める政策はマニフェスト違反であると国民は等しく承知している。それでも総理が言うように時の流れによって政策は変わるというならば、もっと丁寧に説明をするべきだ。いや、その前に国民に約束したことや、直前の選挙で訴えてきたことの違いを素直に謝罪すればスムーズに国会運営ができるのではないか。日本国と国民の生活を考えれば中学生でも理解できる話だ。松下政経塾で何を学んできたのか。

 更に、年金制度抜本改革試算について、公表する、しないと朝令暮改の発言を繰り返している。そもそも制度改革を実施しようとする場合、国ならずとも自治体や企業・団体など予算を組む組織であれば、中長期的な事業計画を立てる場合、少なからず試算を行い必要経費等に対する収入源など財源の調整を行う。まして、今国会に社会保障と税の一帯改革に伴う消費税率引き上げ法案が急遽提案されてきた。将来推計人口を算出し、それに伴う財政収入を消費税に求めるとするならば、やはり試算結果は公表するべきだ。党内論議で正式な試算でないから出せないとするならば、何を根拠に年金支給額を7万円としたのか、消費税を上げなければならないのか理解に苦しむ。

 試算を公表し国会で議論を重ね、年金支給額を含める制度のあり方、それに必要な財源確保を、消費税だけに頼るのか、経済政策に伴う税収確保に結びつけるのか、他の財源を求めるのか、財源不足とならざるを得ないとするならば、支給額や制度の再見直しなど大いに議論をすればよい。野党も現在政府側を追及していることは間違っていないが,試算が公表されたからには中身の濃い国民サイドに立った議論をしていただきたいものである。

それにしても、田中防衛大臣は本当に国防を任せてよいのだろうか。資質を疑わざるを得ない答弁やコメントを発している。言葉の揚げ足を取られるような発言する大臣こそ国益を損なうことになる。先が思いやられる田中防衛大臣と国会の成り行きである。
清水洋さんが、国の現状に対し率直な意見を述べられている。 (こちらから)