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尖閣諸島・日本の領土である証を鮮明に

 尖閣列島を東京都が買い取ると発表してから様々な動きが出ている。急に国が買い取るとか、中国は軍事的圧力をかけてきたりしている。不思議に思うことは今までもそうであったが国の根本的な考え方と、尖閣諸島に対する対応の仕方である。日本の領土で領土問題はないというならば、また、日本人の所有している土地を国が使用料まで払ってきているのに、島に何も施さないで自由に島に行くことすらはばかってきている。中国は我が領土として威嚇的行動を常に取っている。どちらが本当の所有者なのか分からない。外交的なことは理解しかねるが、尖閣諸島の自然を保護しながらも日本の領土である証を鮮明にするべきではないか。

 北方領土も同じことが言える。日本の領土であったから返還するべきと言いながら、不定期的な会議の場で主張するだけで、ここも何の手を打っているのかは見えない。むしろロシア人による開発行為により産業経済が発展してロシア人による町がつくられている。かつて沖縄の返還の際は、沖縄には日本人が生活を営んでいた。現実を見る限り変換には大きな困難が予想されることは分かる。沖縄の場合は変換に向けた日本の関係者の波ならぬ努力はあったが、米国の開放的な政治文化も変換に寄与された面もある。北方領土はどうか。閉鎖的なロシアの政治文化は否めない現実である。

 日本の民法では、土地に対する規律は厳しいものがある。だから土地に関わる争いはあるものの法律に基づいてきちんと処理されている。身近では隣の立木の枝が他人の土地内に伸びただけでも、法に基づき対処しなければならない。そんな法律に遵守することが厳しい日本の国でありながら、尖閣諸島や北方領土は他国に我が領土であるかのような勝手な行動と言動を容認しているのはいかがなものか。

 日本において領土問題はないといわれるが、言動と行動がちぐはぐである。もしそうである(私は日本の領土であると信じている)ならば、日本の法律に基づいた対応を積極的に行使するべきであると考えるがいかがだろうか。いかなる外交的な問題が潜んで入りかは計り知れないが、我が国に領土問題はないというならば、毅然として意思表示のみならず行動を取っていただきたいものである。政局に明け暮れている国会の様でうんざりしている時に、その脇に領土問題に関わる報道がされているのを見ると一層腹立たしさを覚えるこの頃であるが、私だけだろうか。