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ごまかされてはいけない選挙向け野合

 17日 昨日衆議院が解散した。今までの政権運営を見てくれば「国民に信を問う」ことは当然でありむしろ遅すぎたくらいである。各報道機関で報告されているので私が色々状況判断をするまでもない。しかし、どうしても納得できないことは第三極勢力の大同合併構想だ。第三極的考えの政党化の現われは今の政治状況を見れば手法手段は別として当たり前のように理解できる。国民が国政を委ねる政党を選択できる二大政党化は決して悪くはなかった。だが余りにも政権担当能力のない政党による、中身を吟味しないまやかしのマニフェストに国民は躍らせられてしまった。この三年間は日本経済や国民の生活を損ねたばかりか、日本の外交・国益も大きく損ねてしまったことになる。何も民主党だけを責めるつもりはない。自民党も長期にわたり政権を担ってきた責任ある野党として、もう少し高次元の国会対応が求められたのではないか。

 いづれにしても総選挙となる。二大政党に割り込もうと第三極勢力が話題となっているが、現状での統一化の進め方に大きな不安と疑問を持つ。前述の通り第三極の声が上がることは歓迎こそしないが至極当たり前のことと理解できる。「至極当たり前」の意識が国民の多くに見受けられるだけに、既成政党ではだめという第三極の甘い幻想的なことばに惑わされ、再び国民を無視した政局がらみの衆議院の国会となることを恐れる。既存政党も現実を踏まえて国民を考えた腰の据わった政策を打ち出してもらいたいものである。

 なぜならば、第三極の小異を捨てて大同統一とする手法手段が、理念も政策もすり合わせたと言うものの、全く野合と言われてもおかしくないからである。昨日まで「太陽の党」に参加する「たちあがれ日本」の議員は考え方が異なるから行動を共にできないと言っていた橋下・日本維新の会代表は、そのことばを忘れたかのように統一行動を取ると言い出している。これでは選挙向けの野合そのものではないか。まだまだ不審なことや偽善的なことなど沢山あるが、国民は巧みな言葉にだまかされてはいけない。次第に明らかになってくる政策・公約をしっかり見極めて判断したいものである。