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圧勝の驕りを捨て、やるべきことに集中を

 17日 師走の総選挙は自民党・公明党の圧倒的な勝利で幕を閉じた。長野県小選挙区第3区ではかつての同胞2人が見事当選を果たすことができた。心からお祝いの意を申し上げたい。それにしても、佐久地域から一挙に3名の国会議員が誕生したことは、喜ばしいことであるが驚きでもある。共に政党の枠を超えて国政はもとより、地域の発展のためにご尽力願いたいものである。

 選挙の結果は自民党の圧勝と言うより、民主党政権の国民受けするマニフェストが財源を伴わない夢物語であったこと、幼稚な政権運営と寄せ集め党内による政権内不一致など、国民から厳しい「レッドカード」を突きつけられたことが大きな要因だ。選挙後の各報道機関でも一斉に自民党の圧勝より民主党の政権の未熟さによることを大きく取り上げていた。まさにそのとおりであると思う。私も自民党が圧勝による驕り的政権運営を心配する一人である。

 今国民が何を求めているか、小さなことから地道に取り組んでいただきたい。幸い自民党も民主党の両代表とも謙虚さを失っていないようであるので、政局型政治でなく政策型政治により国民が望んでいる経済雇用対策、隣国との不安定な情況など当面の課題を、与野党を超えて速やかに解決して国民を安心させていただけるものと願うものである。

 ips細胞研究でノーベル賞を受賞した山本伸弥教授が、授賞式の後「ノーベル賞は私にとって過去になりました。もう見ることもないと思います。これからは、一科学者としてやるべきことを粛々とやりたい」と真面目に報道陣の前で語ったと言われているが、当選された自民党議員の先生方も圧勝の喜びは過去のものとして、日本国のため国民のために一衆議院議員として、やるべきことに集中して取り組んでいただくことを期待したい。