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国民は信頼と安定した政権を等しく望んでいる

 19日 今回の総選挙で政権奪還した自民党は、安倍総裁の下で政権を事実上得ていない情況の中で、経済・金融・財政課題の政治的解決に向けて動き出した。正式には26日に予定されている特別国会以降となるが、私は現下の景気環境の中においてこのスピードある動きは評価したい。一刻の猶予もない日本の経済立て直しのために迅速に行動する安倍総裁に拍手を送りたい。今こそ本来の本当の政治の力を見せていただきたい。

 素早い行動により国民から評価を得られる反面懸念されることも見られる。党の人事問題や新しい内閣の組閣人事だ。政策の意見の違いやその進め方などはあって当然だと思う。それは大いに議論をし党内の最大公約数をまとめ上げ、国益に叶う国民の利益を考えた政策と手法を決定し、堂々と政権政党としての役割を果たしていただきたい。しかし、何時の政権においても人事問題で、党内派閥による国民にとって無益な戦いが展開される。既に各報道によればあちこちで火がつきくすぶりかけている。

 一度ならず二度と野党になりよく反省されたことと思うが、今度こそ政権与党の自覚をしっかり持ち、いたずらな人事抗争を避け、内閣には精通した実力のある大臣を送り、本当の意味の「危機突破内閣」をつくり上げて頂きたい。
総選挙直後の各世論調査で、政権が変ったことは評価しているが、自民党が予想以上に議席を確保したことに戸惑いのある結果もでている。それだけに「経験豊富な自民党だけあるな」と国民に賛意を送ってもらえる、時には国民の皆さんに痛みも分かち合っていただくなど、今まで以上に十分な説明と丁寧な政治を心がけていただきたいものである。

 与えられた政権与党が国民に認知された政策を、党内でスピードある議論を重ね、失礼な言い方になるが官僚をうまく使いこなすことによって約束した政策が実現できると思う。すべて議員のみで政策実現はでき得ないだけに、それこそが本来の政治主導と言えるのではないだろうか。自民党に投票した有権者のみならず、国民は信頼と安定した政権を等しく望んでいるものと思う。