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国会人事案「事前報道ルール」の撤廃を歓迎

 21日 国会人事同意案が事前に報道された場合、原則として国会への提示を認めないとする、いわゆる「事前報道ルール」が撤廃することで与野党が合意したと報道された。私は、以前事前報道は議会軽視につながるものだとの見解を示した。事前報道は与野党間でルール違反だと約束されていたからである。今回の合意は本来もっと早く撤廃に向けて意思決定するべきであった。以前の見解と違うではないかと思われると思うが、ルールがある限りルールを守ることは民主的な議会を展開する上で重要だ。

 それでは何故と言うことになる。私が県議会議員の頃、県が県議会最終日に人事同意案件を提示し、その日の本会議で即決をすることとなっていた。人事の質疑は本会議では馴染めない。そこで事前に提示するよう議会として求め、ようやく事前に提示することとなった。提示と同時に報道機関が報道することは当然であり極自然な流れである。議会としても本会議までにあらかじめ調査することが可能となる。国会も早く「事前報道ルール」を撤廃するべきであった。それらの弊害を承知しながら与野党攻防に利用してきた。迷惑なのは国民であり人事案に名があがった当事者であった。

 これで、ようやく人事案で国会が極端にとまることはないだろう。後はとりあえず現状の景気の事実上の回復を待つのみとなった。国民は心底から景気回復を待ち望んでいる。早くそうなるよう期待したい。