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議員としてどう町政に関わり何をしたいのか

 19日 この地区の首長・議会議員一般選挙も、21日の小海町議会議員選挙で新しい選良が誕生してひとまず終了となる。最近の町村議会議員選挙も様変わりしてきている。先ずはぎりぎりまで候補者が出揃わない。自らの立候補に当たっての公約が見えにくい。選挙戦がどこでどのように行われているのかわからない。選挙公報が届いて、ようやくこの人はこのようなことを考えているのかと知ることができるが、大項目だけで詳細の考え方は図り知ることはできない。自分もそうであったのだろうかと思い起こせば、全く異なっていたとは言いにくいところもあり背筋が震える思いである。日常の議員活動いかんによっては、益々政治離れしていくことが目に見えてくる。

 議員に出ようとする人は、立候補にいたるまで相当な勇気と決断が必要だ。その上で立候補表明となるが、立候補を決意したからには期間があろうとなかろうと、しっかりと将来の町づくりに対する考えをもって臨むべきであろう。中には何故立候補したのか明確に表明している人もいたが、大方は何のために立候補するのか、議員としてどう町政に関わり何をしたいのかが不透明だ。

町民も決して町の動向に無関心ではないはずだが、政治的争点が余りなければ議会に対しても関心が薄れてしまう傾向がある。安定な町政運営なればこそ、時として方向を見間違えてしまうこともありうる。そのために議会は議員の立場から町が立てた将来の町づくり計画と、時代の要請と見通しに齟齬がないか、常にチェック機能を働かせなければならない。それには相当な調査学習力が求められることになる。

安易に定数削減や議員報酬削減を主張するのもいかがかと思う。小規模の町村になると政務調査活動費はゼロである。議員活動は定例会のみが活動ではない。調査活動も大きな議員の仕事の一つであることも忘れてはならない。やはり、有権者である町民がもっと町政に関心を寄せることによって、議会への理解度も高まるのではないだろうか。そうなってこそ議員の資質向上に自然とつながることと思う。有権者はもっともっと賢くなろう。