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 16日 小布施町役場で、NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議主催の「むし歯予防in小布施」に参加した。主催者側は私にシンポジウムにシンポジストとして参加して欲しいとのご案内であった。座談会方式ということであるからその参加者ということであれば間違いないが、討論者となればパネリストになるが、どちらでも良いから言われたとおり参加した。シンポジストだのパネリストの論議より、参加されたメンバーは歯科予防の大家ばかりであった。私が県議時代「長野県歯科保健推進条例」の制定の際、資料・情報をはじめ議会棟内での講演いただくなど、大変お世話になった先生方が多く参加されていた。

 私は主催者が指示されたシンポジストとして、川上村で今年度から保育園・小学校・中学校で実施した「フッ化物洗口」のかかわり等を説明した。藤原村長は早くから歯科予防について理解を示されていたこと、県が歯科保健氏維新条例を制定したから村も実施することとし他、などを報告した。この研修会は、以前に富山県で開催された「むし歯予防全国大会」と、運営・規模こそ異なるが内容は匹敵するほど濃いものであった。もっと多くの県民の皆さんも参加して欲しい感じもした。むし歯予防の重要性は、立場の違う人のことを、どう思いやりをもてるか。予防とは思いやりに加えいかに想像力が豊かが大切だと、基調講演で元日本大学松戸歯学部教授の小林清吾先生はお話されていた。更に「きれいな歯と丈夫の歯は違う。やはり両方が必要で、全身予防のためには歯磨きも大切だが、フッ化物洗口やフロリデーションなど、体内からの予防が必要であると力説された。

 質疑応答の中で、フッ化物洗口の実施により素晴らしい効果が出ているのに何故広まらないのか、との質問があった。私は、厚生労働省もフッ化物洗口の効果を認めているのとあわせ、長野県では歯科保健推進条例も制定され、先ごろ長野県歯科保健推進計画も樹立されているなかで、長寿県日本一の長野県として、更に県民の長寿を推進するために、歯科予防を推進するための啓蒙活動を積極的に進めれば必ず広がるのではないかと答えた。今、国でも計画した事業の「スピード化」を強く訴えるようになっているが、県民の健康につながるだけに、県ももっとスピードを上げて事業主体の市町村がやりやすいように行動を起こすべきではないかと、この研修会に参加して改めて思った。併せて、お手伝いのできない今の自分にジレンマを感じた。
 

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